2018/04/05

the greatest showman

某日。

the greatest showman観てきましてん。
福知山シネマ
来たで!
映画館行くのいつぶりだか思い出せない(老い)…。
観たいなという映画(バーフバリ)はあるっちゃあるけど近所ではなかなか上映がなくて。
時間もなくて足が遠のいてたけどこれは観なきゃいけない気がしたので仕事定時ダッシュで駆け込んだ次第。

まちのばでの上映会だったのでまずモジカで珈琲買っていざ映画館へ…と入ったはいいが誰もいない!

まさかの!
貸し切り!まじかよー
なんとも贅沢
前列2列はリクライニングチェアなので、モジカ店主さんの忠告どおり2列目中央に座り、独り占め…。なんだこれは…!あれ、私貴族かな?

映画高いな…って思ってたけど1,600円(さとうのアイカード提示で200円引きやった)でこの空間を堪能出来ると思うと高くない。
家で映画を見ると山盛りの洗濯物たたまなきゃ…とか、電気のカサも拭かなきゃ…とか考えてしまって没頭できないので。


以下備忘録。

人のことを嘲笑する人のこときらいだし、私も嘲笑されるのはいや。
けど無意識に嗤ったり、嗤われてることを気づかないふりをしたりしてるのかな。

障害、欠点、醜さを笑うではなく
個性で人のことは感動させられる。
そこで大事なのは、そんな自分の個性を認めてくれる人がいて、禁止する人がいないこと。そんな自分を楽しめて愛していること。

つい先日、ある少女が突然海辺にPCを持ち出してアナウンスして、歌を歌いだしたところに遭遇した。
周りのひとたちも暖かく観ていたし、本人が何より楽しそうに歌い上げてたし
私はここ数年のベスト3に入る最高のライブを目の当たりにできて衝撃を受けたし目が離せなかった。

そんな少女を「人前で突然歌うな」と止めることは簡単かもしれんが
見守ったり見守らずにいたり、彼女のやりたいようにやらせられる環境にもいたく感動して、己の子育てを鑑みたりした。

ストーリーは進み、フリークス(と呼ばれるひとたち)を、嗤われる役ではなく輝ける役として、尊敬される役として昇華していく主人公。
いまいち夢見る男の独りよがりについていけないところはあるものの、そんな男のバカさとそれに付いてっちゃう女のバカさにもわかるよ…と思わず妻を居酒屋に連れ出したくなる。

妻と娘たちとの関係、親との関係、仲間との関係
いろんな葛藤のなかでバリバリ進んでいく主人公。

成功を追い求めすぎてそこにあるのもが見えなくなるってことはよくあることですわな…。けど冷静ではいられなくなっちゃうのが人のサガ。つら。

その時はお金を稼いで家族を幸せに!って思うんだけど、それで家族は幸せになるのかね?しわ寄せいってない?って…ああ、ちょっと胃がいたくなってきた…。

カメラワークももちろん歌もダンスも最高で
実際に自分がステージを観ている錯覚に。
出演者がみんなステキすぎてたまらん。
ひげのボインちゃん、アンちゃん、なんてステキなの…。私も娘と付け髭つけたい。


私にフックとして残ったワードは「imagination」「this is me」「from now on」。
イメージすることで世界が広がり、新しいアイデアが湧いてくる。

最近、移住について考える機会がおおく
ふと、田舎はイメージする余白が多いことが魅力の一つなのかもと。

情報が溢れすぎてなくて、暇だなとか山しかないな、みたいな思考の余白がイマジネーションを生んでる気が。

欠点やあかんところやだめなところも、実は自分でそう思い込んでるだけで
まわりの人たちはむしろそれをチャーミングだと思ってるのかもね(と思うことが最近よくある)
それ欠点ちゃうでええとこやで!とまわりの人にガヤガヤ言うようなアラフォーに私はなりたい。

娘ちゃんたち二人のかわいさったら!
歌声もダンスもすてき。早速帰宅して娘にバレエやらへんかと打診する私。

最後の妹(木)の可愛さで大号泣したんですけど!誰かに伝わってほしい…!

やっぱり観てよかった!
序盤から行きつく暇なく進むストーリー。

なんならもう一度見に行きたい。
そして今夜youtubeで聞きまくってるけどサントラは買います。


近々買う!

福知山シネマ
620-0037 京都府福知山市東中ノ町28-1
(広小路商店街内)
0773-23-1249

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