カホン・・・。
数年前から欲しいなーと思っていたカホン。
まさか作れるとは・・・!
ただの箱、っちゃあ箱なんですけどね。
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だってスペイン語でcajon=箱、ですもの |
ちょいちょいアコースティックライブとかでパーカッションとして使われだした頃から気になってたカホン。
叩くだけのシンプルさ、
イスにもなりそうなシンプルさ、
でもでも、上手い人が叩くとただの箱とは呼べない響き。
ちょうど気になりだした頃、
中米ふらり旅にでかけてた小生。
【cajon】と書いてある看板を発見し、「お!カホン製造してる町工場はっけーん!見せてもらお」と勇んでお店に向かったところ、
ずらりと並ぶ 棺 桶 !!
棺桶もcajonっていうのね・・・。箱だものそら。
というわけで、
カホン、作ってきました!
今年北浜に移転された、ステキな古本屋さん。
カフェスペースもあり、小川を見下ろせるうっとりロケーション。
1階は本屋さんなのですが、広い地下室があり、
今回はそちらでカホン作り。
国産の間伐材を使ったカホン作りをされてる方々。
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魅惑的なキャラ |
間伐材を使うことで、日本の森林問題、環境問題について考えるきっかけになります。
作るときもそれらの問題をプロジェクターでお話してくださります。
このワークショップに2ヶ月児を連れてったのですが
みなさんあやしてくださったり、抱っこしてくださったり・・・
ほんと、ありがたい限り!うううう
まずはあらかじめ板になってる間伐材を組んでいきます。
それをトンカチでとんてんかんとん・・・
トンカチ打つのってええストレス発散ですな。うりゃー
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杉の間伐材なのでええ香り~ |
学校の技術の時間を懐古。
いやー、楽しいもんですなぁ。
裁縫や編み物など、女子的製作に励むことはままあるのですが
工作!ってこないテンションあがるとは。
ほんと楽しい・・・!
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組み立てに必死 |
カンカンとトンカチのアタック音が鳴り響くなか
機嫌よくあたりを見回す二ヶ月児。
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現場監督、椅子にちんまり。 |
箱の外側ができたら
中にスナッピーを取り付け。
スネアについてるシャリシャリいうやつです。信頼のpearl製!
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ねじ回しにすら戸惑う |
それを、両面ベニア板で蓋。
箇所が多いので電動ねじ回しでウィーンと。
今まで、
ズヌーしながらご飯食べたり、
ズヌーしながら散歩したり、
ズヌーしながら麻雀したり、
そこそこいろいろこなしてきましたが、
ズヌーしながら電動ねじ回し、は初めての体験。
もうすることもないやろけど・・・。
そして、カンナをかけ、やすりをかけ角をとる。
コドモ向けWSやと絵を描いたりするのだそうだけど、今回はシンプルに手をつけず。
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カンナ初体験! |
出来上がり、かるくカホンのレクチャーを受けた後
お店の前で記念撮影!
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おじさまがやってきてそちらに夢中 |
出来上がった、わが子と同じくらいめんこいマイカホンを持って
川べりでわやわやお喋りしつつセッション。
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左端で転がってるのは二ヶ月児です・・・ |
通称、塾長がもってきた魅惑的パーカッションの数々。
元ブラバンパーカッションだった血が燃える・・・!
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行商人? |
one shot shakersというシェイカーがおもしろくてまんまとほしくなる。
うまいことできてんねんなー。
そしてカホンを布でくるみ、
怪しい行商人の如く帰途に着いたわけでした。
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大きいお弁当箱やないよ、カホンだよ(重い) |
参加者のみなさん、ステキな方ばっかりで
いろいろ刺激うけました。あー、うずうず。
これからはFM OSAKAも聞きます。
帰宅したら
やはり二歳児に「ぼくの椅子!」と座られ
ご機嫌にドラミング!
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ノリノリの二歳児 |
ということで我が家にマイカホン仲間入り。
早速今日、洗濯物干しの際の台になってましたが
椅子ではないぞ、楽器やぞ、ということを肝に銘じておきたい所存。