2018/06/25

さとやま古本ひらば

さとやま古本ひらば(広場じゃないよひらばだよ)が行われてるとのことで里山ねっとあやべへ。


ドアを開け放した森もりホールには所狭しと本が!本が!!!!
ずどどどどん
靴を脱ぎ入ると足の踏み場もないという表現が比喩ではない程の本!すごい量!
某社の社員さんがCSRの一環で並べられたのだそうで。おつかれさまですアンドおおきに。

気に入った書籍は自由に持ち帰っていいという太っ腹企画。
ええのん見落とさんようにじっくり調査。
本の海に潜る潜水艦の気分
全部古本なんだけど、この場所がむかし小学校だったときに寄贈されたものが多いからか1980~90年台の書籍が多い。
1980年から見る2000年
こちらもお持ち帰りはしなかったけど。
レコードプレイヤーあれば頂いてた一品。ジャケがよい。
もう安易にジャケ買いしないオトナになってしまったね私…
伝記もアツい
初日に精査して頂いた本の数々。
早速むすこたちも読んでいる。
よりすぐり!
萌えたのはSNSで知ってはいたけどちゃんと読んでなかった茨木のり子さんの詩集「自分の感受性くらい」と、地図フェチにはたまらん40年前の北中米地図!あとはまったく読めないロシア語の本。
古本市は今週末7/1まで!
この話を子たちにしたら激烈羨ましがられたのでまさかの再訪あるかね。


●自分の感受性くらい●
茨木のり子

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ


綾部市里山交流研修センター
NPO法人 里山ねっと・あやべ
〒623-0235 京都府綾部市鍛治屋町茅倉9番地
電話:0773-47-0040 FAX:0773-47-0084

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